POSEIDONでこれまでに作成・応用した事例

アプリケーション作成基盤システムであるPOSEIDONを使用すると、イベントの場で起こる現象のモデル化(来場者等のデジタルツインモデルの作成)に必要なデータの取得が行えると同時に、各サービスをユーザー(イベントの来場者、出展者、企画者等)へ提供するアプリケーション作成が、ブラウザ上の簡単な設定で可能となります。本ページでは、これまでPOSEIDONで作成したアプリケーションを用いて実社会の様々なイベントで活用した事例をご紹介しています。

大学擬人化マンガキャラ診断

気軽に質問に答えながら診断を体験し、診断の仕組みとしてのベイジアンネットワークを学べます。診断結果のSNSでの紹介の仕組みも取り入れた事もあり、大変多くの方に体験頂きました。

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幾つかの質問に気軽に答えると
大学擬人化マンガキャラ*、の診断結果が表示されます。トップ1の結果が大きく表示されますが、トップ3のキャラクターまで確率値と共に表示されるようにしました。*注:本キャラクターは、ぴあ株式会社から発行されている「大学あるあるコレクション」の登場人物であり、産総研が実在の大学をステレオタイプにキャラクター付けするものではなく、利用者にはその旨を利用規約にて理解していただいた上で利用頂いていました。
ベイジアンネットワークの図と解説を表示し、なぜそのような診断が行われたかの仕組みが理解出来ます。

サイエンスアゴラ 二次元バーコードでサイバーフィジカルツアー

日本最大級の科学コミュニケーションイベントであるサイエンスアゴラにおいて、サイバーとフィジカルを繋ぐ体験が出来ます。来場者にとっては、サイバーとフィジカルそれぞれでの体験が連動した体験が出来、おすすめのブース(企画)の案内も行われます。出展者には自ブースの出展の目的に沿った施策提案が可能となります。

サイバーフィジカル 各ブースに掲示された二次元バーコードを来場者が自身のスマホで読み込む事で、どのような経路でブースを巡ったかふり返りも可能となります。
各ブースの二次元バーコードを読み込むと、”応援”する事が出来ます。幾つかのブースを応援する事で、メダルの色が銅→銀→金と変わる仕組み等に出来ます。”応援”データは来場者の回遊履歴データとして、来場者は自身のふりかえり、出展者には励みになります。
キャラクター選択 来場者は案内してくれるキャラクターを選択出来ます。
初回質問ページ例 初回の二次元バーコード読込(”応援”)時のみ、表示されるアンケート例です。色の好みは来場者の特徴を示すアンケートとして多くのイベントで共通で聞いています。
休憩室 キャラクターとの雑談や、混雑状況の確認など各種サービスを来場者は体験出来ます。
雑談 キャラクターとの会話を楽しみながら、来場者理解に繋がるデータとすることが出来ます。

オンライン健康イベント

従業員の心身の健康を考えた企業のオンライン健康イベントに活用されました。本取り組みは、「AITeC ProjectAward」(2022年度)で優秀賞を受賞されました。

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ホーム 心身の健康に繋がる各コンテンツの他、対話型のコンテンツも用意されました。
コンテンツ表示 動画コンテンツの例です

商業施設でのイベント

大型商業施設での多くのテナントさんが参加されたイベントで活用されました。本イベント参加とポイントを連携させたり、SDGsの項目毎に木のイラストが成長する試みが行われました。

2019年の初回の本取り組みでは、受付ではデジタルサイネージ、各ショップではXperiaTouch端末を用いました。翌年は、二次元バーコードを各ショップに掲示しそれを来場者ご自身のスマートフォンで読み込む方式としました。写真は2019年の様子です。

疑似体験ページ(産総研・人工知能技術コンソーシアム会員限定)(作成中)

上記でご紹介した過去の取り組みの一部を、コンソーシアム会員の皆様が疑似体験できるページを準備中です。